お知らせ

2022年6月15日（水）に実施する大型アップデートにて、顧客情報を軸とした基本構造から、事件処理における関係者や法律事務所の運営で係る対外的な人物情報を統合管理する情報基盤へリニューアルいたします。

本ページでは、構造変更の概要、アップデートによる仕様変更点をご紹介します。

人物情報を「名簿情報」として一元的に管理する仕組み
顧客や相手方、顧問取引先、事件関係者など、人物ごとの関係性を瞬時に判断

今回のアップデートで、案件情報にご登録いただいた「相手方」、「代理人」、「関与者・当事者」等の人物情報が顧客情報と統合され、名簿情報として一元管理的できる仕組みに変わります。

■現在の構造

■変更後の構造

登録したすべての人物データは、名簿情報として登録され、登録した案件情報との関連付けにより、顧客顧問先その他弁護士といった関係管理の属性が付与されます。

名簿化への構造変更に合わせ、新しいメニュー構成にリニューアルします。「名簿情報」や「案件情報」を新規登録できる「追加」ボタンを設置するなど、機能追加やデザイン変更も合わせて行います。

名簿化への構造変更に合わせ、既存メニューである「顧客・案件一覧」が「案件情報」と「名簿情報」に分離し、目的にあったデータを直観的に選択できるようになります。

（１）案件情報

案件情報は、案件の手続き状態やデータの登録状態に応じたリストでそれぞれ表示されます。

■変更点

① 一覧メニュー

一覧メニューの種類は次のとおりです。

② 各種ボタン説明

「案件情報の追加」、「フィルタ（検索）」、「データ出力」を行うことができます。

③ その他

「ID」、「分野」、「案件名※五十音順」、「顧客名」、「ステータス」、 「受任日」、 「登録日」など、一覧の並び替えができます。

（２）名簿情報

名簿情報では、名簿データの登録種別、案件情報との関連に応じ、名簿データの関係に応じたリストにそれぞれ表示されます。

■変更点

① 一覧メニュー

一覧メニューの種類は次のとおりです。

② 各種ボタン説明

「名簿情報の追加」、「フィルタ（検索）」、「データ出力」を行うことができます。

③ その他

「ID」、「名前※五十音順」、「登録日」など、一覧の並び替えができます。

顧客情報画面が名簿情報画面に変更されます。
これまで、顧客として登録していたデータは、すべて名簿データとなり、案件情報との関連付けによって、「顧客」や「顧問先」「相手方」など関係管理を判別します。

■変更点

① 属性項目の追加

「死亡日」、「勤務先」、「職業」の属性項目が新設されます。

② 案件情報との関連付けに応じた名簿属性の表示

③ 案件情報（関連する案件）

「相手方」、「代理人」、「当事者・関与者」に紐づいている場合に表示されます。

案件情報、名簿情報に登録されている一覧データを出力することができます。※Excel、CSV形式

（１）出力方法

各一覧画面の「…」を操作することで、目的の一覧情報を出力することができます。

（２）筆まめ対応

「年賀状作成ソフト：筆まめ」へのインポートに対応した専用ファイルを出力することができます。
出力したファイルは、筆まめへ直接取り込むことが可能です。

(１) 「顧客ID」の名称が「名簿ID」へ変わります

今回のアップデートで、案件情報にご登録いただいた「相手方」、「代理人」、「関与者・当事者」等の人物情報が顧客情報と統合され、名簿情報としてリニューアルされます。
また、名簿化への構造変更により、「顧客ID 」を保持していなかったすべての人物データに対し、「名簿ID 」を新たに採番いたします。※採番後の名簿情報の概要は、下図をご確認ください。
※アップデートによって、ご登録いただいたデータの消失や案件情報との紐づけが解除されることは、一切ございません。

※ 新規採番するIDは、過去ロイオズにご登録いただいた「登録日」を基準に発番します。

(２) 新機能「顧問契約」について

名簿情報にメニュー項目に、「顧問契約」が追加されます。
※この「顧問契約」機能は、現在 ご登録中の案件情報（※顧問分野として登録したデータ）とは連動しない独立した新機能となります。

現在ご登録中のデータに“顧問分野で登録した案件情報”があるデータは、弊社側で契約情報の初期データを登録いたします。※弊社側で登録する初期データは、必要に合わせて情報の更新をお願いします。

名簿化への構造変更により、連携によって自動生成されるフォルダの初期名称が変わります。

※ 変更後のフォルダ名称は、新たに作成するフォルダから適用されます。