法律事務所向け業務管理システムを比較!メリットも解説

2023年06月26日

法律事務所の業務効率化は、コスト削減や顧客満足度の向上に欠かせません。
昨今はITを利用して業務効率化を図る弁護士・法律事務所も多く、法律事務所が使いやすいように開発された業務管理システムはたくさんあります。
今回は法律事務所向けの業務管理システムについてお伝えします。

法律事務所で業務管理システムを導入する5つのメリット

そもそもなぜ、法律事務所に業務管理システムが必要なのでしょうか。
どのようなメリットがあるのかをご説明します。

業務効率の向上

業務システム導入により、従来の運用よりも業務効率を改善することができます。
特に、

  • 事件記録をどこでも閲覧できる
  • 対応履歴をいつでも確認できる
  • スケジュールを共有できる
  • 会計作業が楽になる

などの面で業務効率が大幅に改善します。

コストの削減

案件管理を紙ベースで行う場合には、印刷費などのコストがかかります。
また、業務管理を効率的に行えるようになると、より少ない人数で事務所を運営することができるので、人件費のコストも削減することが可能です。

属人的な運用からの脱却

業務管理システムを使えば、案件情報や対応履歴・連絡先・スケジュールなどを共有できるため、担当の弁護士・事務員以外の人でも対応が可能となります。
そのため、属人的な運用から脱却することが可能です。

外出先でも情報の確認が可能

紙ベースの事件ファイルで管理をしていると事務所から持ち出せず、出先で情報の確認ができません。
しかし、案件管理をクラウドの業務管理システムで利用すれば、外出先でもインターネットを通じて情報確認が可能となります。

情報漏洩のリスク軽減

紙ベースで管理をしていると、外部に持ち出した際に紛失した場合に情報漏洩に繋がってしまいます。
クラウドの業務管理システムは、高度なセキュリティ対策が施されています。
パソコン自体のウイルス対策をきちんと行い、アクセスに関するルールをきちんと設定していれば、情報漏洩のリスクは軽減できます。

法律事務所におすすめのシステム5選

それでは法律事務所向けの業務管理システムを5つご紹介します。

ロイオズ

株式会社ロイオズが提供する「ロイオズ」は、法律事務所に特化したクラウド型の業務管理システムです。

特徴
  • トライアルが2週間無料で利用可能(自動的に課金されることはありません)
  • ファイル・メッセージ・スケジュールの共有など法律業務に欠かせない機能が搭載されているので、情報の一元管理が可能
  • シンプルかつ直感的な画面デザイン、どんな人でも簡単に操作ができる
  • クラウド型なのでインターネットに接続してれば外出先であっても、スマートフォンで利用ができる
  • 預り金、報酬、経費を分けて管理できる会計機能で請求書の自動作成も可能
  • 現役の弁護士・事務局が監修しており双方に使いやすいシステムになっている

といったものが挙げられ、独立~小中規模の法律事務所が使いやすい業務管理システムになっています。
導入後、案件数が従来の 4 倍に増えても対応ができている事務所もあり、小規模のうちから規模が大きくなっても利用が可能です。
導入事例の詳細はこちら

費用

初期導入費:無料
スタータープラン:1 ライセンス/月額1,480 円(税抜)
スタンダードプラン:1 ライセンス/月額3,980 円(税抜)

firmee(ファーミー)

「firmee」は現役の弁護士が代表を務める合同会社 firmee が提供している業務管理システムです。
事件を中心とした情報の一元管理や、google カレンダー・Chatwork などの外部アプリと連携して利用することが可能です。

特徴
  • 事件30件まで全機能を無料で利用可能
  • 秘書アカウントを作成できる
  • エクセルなどのデータを一括インポートできる
費用

個人プラン:1ライセンス/月額4,980円 or 年額49,800円
事務所プラン:応相談
※2023年5月31日調査時点の情報です。

LEALA(レアラ)

株式会社レアラが提供する「LEALA」は、現役の弁護士が取締役として開発チームに加わり作られた業務管理システムです。
一般民事向けと企業法務向けがあり、一般民事向けでは広告効果の分析、企業法務向けにはタイムチャージ制の管理などが可能となっています。

特徴
  • 一般民事と企業法務向けがある
  • 一般民事ではマーケティングに関する情報管理が可能
  • 企業法務ではタイムチャージに関する管理が可能
費用

要問い合わせ
※2023年5月31日調査時点の情報です。

Armana(アルマナ)

株式会社カイラステクノロジーが提供する「Armana」は広告効果やリスクの見える化などの特徴があります。

特徴
  • 広告効果を見える化
  • 2文字違いまで登録データを検索して利益相反チェック
  • 時効を登録することができる
  • 作業忘れ・放置期間を管理
  • 請求・回収漏れなどをアラートで管理
費用

基本管理プラン、案件管理プラン、案件・顧問管理プラン、フルプランなどがあり。
要問い合わせ
※2023年5月31日調査時点の情報です。

CloudBalance(クラウドバランス)

株式会社FISTBUMPが提供する「CloudBalance」は、サイボウズ社のkintoneを基盤に作られている業務管理システムです。
事務所独自のカスタマイズや月1回の打ち合わせなど、細やかな対応が可能です。

特徴
  • 事務所独自のカスタマイズが可能
  • 月1回打ち合わせをするなどで細やかなサポートが充実
費用

初期費用:350,000円
月額:3,500円
※2023年5月31日調査時点の情報です。

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ロイオズの強み

ロイオズの一番の強みは、システム導入により業務を効率化することができ、小規模なうちから利用して、より多くの案件を対応するようになってからも利用しやすいことです。
独立してすぐに導入し、案件数が従来の 4 倍になっても対応できている事務所もあります。
導入事例の詳細はこちら


そんなロイオズの強みをご紹介します。

情報の一元管理

情報のクラウドへの一元管理により、事務所内での情報共有の手間がかからなくなります。
自宅・外出先でも必要な情報にアクセスできるので、事務所で保存している紙ベースのファイルを持ち出さなくても、外出先で資料を見ながら顧客と話をすることが可能です。
また、事務所からの外出時にファイルを持ち出すことが少なくなるため、情報漏洩などのリスクも非常に低くなります。

会計に関する雑務の自動化

請求書の作成を自動化することができ、発送もシステム上で行えます。
そのため、雑務に関する時間を圧縮することができます。
また、会計機能は法律事務所向けに報酬、預り金、事件経費で分けて管理でき、一覧で見ることも可能です。

低コストで業務効率の改善

これらのツールを低コストで利用することができます。
自社で業務管理システムを開発した場合には、多大なコストがかかることは言うまでもありません。
また、法改正などで制度が変わることによって、新しい改修が必要となった場合も同様です。

ロイオズは機能が制限されたスタータープラン、無制限に利用できるスタンダードプランがあり、いずれも初期費用はかかりません。
利用するアカウントごとに費用がかかるシステムとなっており、ストレージ(15GBまで)は申し込んだプランで利用でき、案件が増えて規模が大きくなったときにはストレージを追加することができます。

まとめ

このページでは、法律事務所に特化した業務管理システムについてお伝えしました。
業務の効率化は法律事務所の経営に必須といえます。
その中でも昨今は、法律事務所に特化した業務管理システムが開発されており、法律事務所の業務効率化に大きく貢献しています。
ロイオズは、その業務管理システム中の一つで、小規模なうちから低コストで使いやすく、事務所が大きくなっても利用しやすい業務管理システムです。
14日間の無料トライアルがありますので、まずはお試しください。

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